切削された石材は研磨工程に移ります。
研磨には平面の磨きと曲面等の磨きがあり、
平面の磨きは最新の工場だと自動研磨機があります。
曲面の磨きは人の手によります。
研磨工程ですが、ダイヤの粒子が大きい番手の研磨板から
順に磨いていきます。
白御影で8番手、黒御影で9〜10番手必要です。
なぜ黒御影の方が工程が多いかというと、
黒御影は斑れい岩(正長石:モース硬度6)
白御影は花崗岩(石英:モース硬度7)の成分である
結晶の粒の硬さが違う為です。
つまり黒御影の方が硬度が低い為、キズが残りやすい。
その為、番手の数を増やし番手間のダイヤモンドの粒の差を小さくしている為です。
品質管理の為に、白御影と黒御影は一緒に磨かないそうです。
(有)榎本石材
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