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施工例ー神社の敷石(稲田石について)

都内の神社の敷石を施工しました。

材料は茨城県の笠間で採石される稲田石の、のみぎり加工です。

 

稲田石敷石

稲田石敷石

 

稲田石はきれいな白色をしており、のみぎり加工は表面をのみではつって仕上げます。

熟練の職人さんが手作業で石を叩いて仕上げます。

 

敷石施工

敷石施工

 

神社の場合、モルタルを使わず、土で仕上げる事が多く、据え付けの高さ調整は熟練の技術が必要です。

今回は新規の材料と共に、在来の板石のレベルも上げて高さを調節しました。

 

稲田石のみぎり仕上げ

稲田石のみぎり仕上げ

 

全体の完成です。手作業のぬくもりを感じる仕上げです。

立方体の単価に付加して表面積の加工、のみぎり加工は本磨き加工に比べて約10倍の積算単価となります。

本磨きは自動で研磨しますが、のみぎりはノミと石頭で叩き、10cm四方の間にのみ跡が何点あるかによって

のみぎり「大・中・小」と区分され、今回の仕上げは中に分類されます。

また、のみで叩いて削られる力に耐える為、厚さの最低寸法は7〜8cm必要です。

神社に納められた石は、加工、据え付けの職人さんの特別な思いが込められます。

 

(有)榎本石材

東京都府中市白糸台1−59−22

TEL:042-361-8282

MAIL:enomoto@minos.ocn.ne.jp

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