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施工例 神社

田無神社 龍の口設置

今年令和2年は田無神社の御遷座350年目にあたり、記念として境内の龍神池に龍の口を施工させていただきました。

境内にあった手水鉢を加工し、龍を取り付けました。

台石設置

 

メンテナンスも考慮し2重のホースを石材に通すのですが、

穴も深さが70cm必要となり、特殊な加工です。

無事に設置が済み、水を流せば宮司様からすごいの一言をいただきました。

この池はテレビでビオトープ作りの番組があったそうで、

龍から水を出したいという2年越しでの希望が叶ったと宮司様がお話しくださいました。

加工された水鉢の設置

池から拝殿を見る角度にて

photo by Takayuki Amano

龍の首が垂直ではなく、また井戸水の為水量がとても少なく、

水が美しく池に落ちてくれるか最後まで心配でしたが、

加工や施工の職人さんのお陰で無事に収めることができ、感謝しております。

 

田無神社の手水舎改修工事

田無神社の手水舎の改修工事があり、石工事を担当させて頂きました。

新しい柱と接合させる為、沓石と露盤にボルトを差し込む穴を基礎の中まで開け沓石を据えます。

無事に柱が収まりました。

続いて手水鉢のクリーニングを行います。水皿の苔を洗浄します。

水垢をポリッシャーで丁寧に取り除きます。
石材は茨城産稲田石です。

仕上げに剥離剤を使いペイントを入れ直します。

無事に作業が終わりました。仕上がりに宮司もお喜び下さいました。10月3日に御披露目となります。

(有)榎本石材

鳥居の修理

2019年9月に台風15号が、10月に台風19号が東京にも大きな被害をもたらしました。

西東京市の阿波洲神社では大木が倒壊し、鳥居に直撃して笠石が下落しました。

氏子総代より修理の要請をいただきまして、倒木を取り除いた後に

笠石の据え直し作業を行いました。

隣の岩倉高校のグラウンドのフェンスも被害に遭いましたが、

幸いにも神社の新築の社務所、記念碑などは被害がなく、鳥居の石自体も

大きなキズやカケもなく修復が済みました。

自然災害の威力の大きさに畏怖を感じます。

 

 

 

稲荷様移設工事

府中市内の邸宅より稲荷様の移設工事を行いました。

一度取り外し、設置先のお社の移動を待ちます。

稲荷様

かにクレーンで設置

移設の完了

石材は三城目という安山岩だと思います。細部まで見事な彫刻の稲荷様でした。

(有)榎本石材

TEL:042-361-8282

MAIL:enomoto@minos.ocn.ne.jp

施工例ー敷石工事

西東京市にある田無神社境内の敷石工事を行いました。

敷石据え付け

 

ストックされていた板石を西鳥居の手前の建物の周囲に据付けていきます。

定尺の板石は再利用しやすいです。

つぎとろで固定

 

合口に液状のモルタルを流し込んで固定していきます。

仕上がり

 

屋台の準備や門松などのお正月飾りで境内は大変賑わってました。

これで今年の仕事納めとなります。1年間ありがとうございました。

 

阿波洲神社記念碑

西東京市にある阿波洲神社の社務所新築工事の記念碑の建立を拝命しました。

無事に工事が完成し、平成28年12月26日除幕式が執り行われました。

記念碑除幕式

建立した記念碑

 

この後本殿に上がらせて頂き、参拝させて頂きました。

記念碑の打合せの時に外国産黒御影も検討に入りましたが、

「ぜひ国産材を」とお薦めさせて頂きました。

板石の材質は福島県産深山ふぶき、台石は福島県産大倉みかげとなりました。

 

製品の過程をご紹介します。

板石の深山ふぶき切削

板石の研磨

台石大倉みかげ原石

台石こぶ出し加工

こぶ出し

台石研磨

製品が納入されまして、設置作業に移ります。

台石設置

下駄石設置

板石設置

記念碑表面

記念碑裏面

納品まで石の欠点が全くなく、文字のトラブルも無しに順調に進められたことに

阿波洲神社の神様がお守りして下さったと実感しております。

 

(有)榎本石材

東京都府中市白糸台1-59-22

TEL:042-361-8282

MAIL:enomoto@minos.ocn.ne.jp

施工例ー神社の敷石(稲田石について)

都内の神社の敷石を施工しました。

材料は茨城県の笠間で採石される稲田石の、のみぎり加工です。

 

稲田石敷石

稲田石敷石

 

稲田石はきれいな白色をしており、のみぎり加工は表面をのみではつって仕上げます。

熟練の職人さんが手作業で石を叩いて仕上げます。

 

敷石施工

敷石施工

 

神社の場合、モルタルを使わず、土で仕上げる事が多く、据え付けの高さ調整は熟練の技術が必要です。

今回は新規の材料と共に、在来の板石のレベルも上げて高さを調節しました。

 

稲田石のみぎり仕上げ

稲田石のみぎり仕上げ

 

全体の完成です。手作業のぬくもりを感じる仕上げです。

立方体の単価に付加して表面積の加工、のみぎり加工は本磨き加工に比べて約10倍の積算単価となります。

本磨きは自動で研磨しますが、のみぎりはノミと石頭で叩き、10cm四方の間にのみ跡が何点あるかによって

のみぎり「大・中・小」と区分され、今回の仕上げは中に分類されます。

また、のみで叩いて削られる力に耐える為、厚さの最低寸法は7〜8cm必要です。

神社に納められた石は、加工、据え付けの職人さんの特別な思いが込められます。

 

(有)榎本石材

東京都府中市白糸台1−59−22

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